2022年産イチゴ販売額過去最高１０２億円達成！！🍓

　ＪＡはが野いちご部会の２０２２年産（21年10月～22年６月）のイチゴ販売額が過去最高の１０２億１０００万円に達しました!同部会での１００億円達成は３年ぶり。「とちあいか」の収量増加や今年産から県統一の規格変更に伴い量目を変えたもののパック単価を維持することができ、シーズン通して単価の向上に取り組んだことが販売額を押し上げました。

　全体の出荷量は８０６４㌧。品種転換により「とちおとめ」「スカイベリー」が減少しましたが「とちあいか」は面積拡大によって昨年の３倍近くになりました。生産者数は昨年から９人減の５１７人。栽培面積は３㌶減の１６１㌶とどちらも減少し、厳しい状況でした。

　国府田厚志組合長は「生産者と栽培面積が減る厳しい状況だったが、１０２億円を達成できた。これも生産者一人一人の努力が実を結んだ結果。特に栽培技術が年々向上している」と振り返りました。その上で「市場から好評だったとちあいかの生産者数・面積はまだまだ増えていく。同時に販売額もさらに伸びる余地がある。来季は部会の目標である１１５億円を目指す」と意気込みます。

１０２億円達成の要因となった「とちあいか」初出荷の様子（２１年１０月１５日）