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いちご販売額が大台の100億円を突破しました!

いちご販売額100億円突破!

 JAはが野の2019年産(18年10月~19年6月)イチゴの販売金額が、同JAいちご部会念願だった目標の100億円に達しました。生産者数や栽培面積が減少する中、栽培技術の向上や直販事業の拡大、販売単価向上に努め、初めて90億円を突破した16年産からわずか3年での大台突破となりました。
 昨年10月から6月までの販売実績は「とちおとめ」「スカイベリー」合わせて、数量8488㌧、金額101億1300万円となりました。1㌔平均単価は前年より41円高の1091円でした。部会員数は昨年から12人減の550人、栽培面積は1・6㌶減の172・8㌶と厳しい状況での目標達成となりました。
 目標達成に向け、部会では定期的な現地検討会や栽培者講習、目ぞろえ会を開催し、生産技術の高位平準化と品質の向上を図ってきました。また、JAでは、首都圏の量販店で「はが野ブランド」をPRする「はが野フェア」の開催や、高機能物流センターを軸とした特殊規格の提案や活用などを実施し、スケールメリットを生かした有利販売戦略を進めてきました。
 白滝佳人部会長は「生産者一人一人が、はが野ブランドとして品質維持を徹底し、消費者から信頼を得た結果が実を結びました。また、JAの販売努力や市場の協力にも感謝したいです」と喜びを語りました。
 国府田厚志代表理事組合長は「生産者・栽培面積ともに減少する中、100億円突破という快挙を成し遂げたのは、まさに生産者の尽力のたまものです。また、若い担い手も育ってきていることが今回の結果につながったのではないか」と振り返り、「さらなる販売力の強化や全体的な技術向上を支援し、販売品取扱高250億を誇るはが野の主力の一つとして、また「いちご王国栃木」の一員として、いちご部会・JAが一丸となって取り組んでいきたいです」と意気込みを語りました。
 8月6日には100億円達成記念大会を開き、新たな目標を設定する予定です。